高島市在宅医療・介護連携支援センター「チームたかしま」
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高島市在宅医療・介護連携支援センター「チームたかしま」は、在宅医療・介護・福祉・保健でつながる笑顔の輪を目指します!

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カテゴリー「報告」の記事

第131回高島市医療連携ネットワーク運営協議会を開催しました

2023年6月12日 / 報告

   日 時  令和5年6月8日(木) 午後2時~3時15分

   場 所  安曇川公民館 ふじのきホール

   内 容  話題提供

        「心不全のチーム医療・地域連携(つながり)について」

        話題提供者   高島市民病院 循環器内科 部長 谷口 晋先生

                高島市民病院 看護部 宇田 洋海 氏

 今回は、高島市民病院より「心不全のチーム医療・地域連携(つながり)」について話題提供をしていただきました。

 高島市民病院では、心不全のチーム医療を推進するため委員会を立ち上げて、複雑で多様な経過を辿る心不全について、連携(つながり)を広げていくための様々な取り組みをされています。『つながり』がキーワードです。

 また、ながおか医院から、事例を紹介していただき、「在宅で生活していくためにどのような支援が必要か」について、グループワークを行い、手帳の紹介等をしていただきました。

 市内の循環器科の長岡先生、片岡先生、岸本先生、松田先生にもご参加いただき、各グループ入っていただき、多くの参加者とともに活発な意見交換ができました。

 病気の理解はどうか、薬の飲み忘れをどう防ぐか、濃い味の食事をどうするか、高齢の二人暮らしの課題、介護保険制度がまだ使えない場合はどうするか・・等々、問題は山積みです。

 沢山のスタッフの目でひとつの症例をみること、地域でも目を光らせてもらうこと、これも『つながり』です。わからないことは違う職種から学ばせていただき、また話し合って、広げていくことが大切です。 

 自分らしい暮らしが継続できる応援ができるよう、これからもこのネットワークで『つながり』を深めていきたいと思います。

 

 

◆次回の予定 第132回高島市医療連携ネットワーク運営協議会

   日 時  令和5年7月6日(木) 午後2時~3時15分

   場 所  安曇川公民館 ふじのきホール

   内 容  話題提供および意見交換

         「高島市 高齢者虐待の現状」

           高島市 健康福祉部 高齢者支援局 高齢者支援課

                       (地域包括支援センター)

              社会福祉士 越谷 美紀氏

              社会福祉士 植村 祐太氏

 

第130回高島市医療連携ネットワーク運営協議会を開催しました

2023年5月22日 / 報告

   日 時  令和5年5月11日(木) 午後2時~3時15分

   場 所  安曇川公民館 ふじのきホール

   内 容  話題提供

        「高島市内訪問看護ステーション 活動状況について」

          話題提供者   マキノ病院訪問看護ステーション 管理者 幸田 ひろみ 氏

 今回は、高島市内の訪問看護ステーションの活動状況について、話題提供をしていただきました。

 市内には7カ所の訪問看護ステーションがあり、それぞれ規模や特徴等に違いがあります。その中で共通した課題もありました。

①デイサービスの送迎ができない地域やヘルパーの対応も困難な方に、訪問看護で入浴介助をしていることがある。訪問看護からの他のサービスへ代替えができない。

②開業医の看護師と療養上の問題等を共有し、入院にならないように連携していけるとよい。開業医にも、地域連携室のような担当者の設置があるとよい。

③ガン末期の方等の支援として、病院への通院と在宅医との併用をどうしていくとよいのか。導入していくタイミングで悩む。

 意見交換の中でも、訪問看護で行っている入浴介助は、平均年齢も上がってきた訪問看護師には体力的に負担があるという発言もありました。

 また、薬剤のセットを訪問看護でしていることが多いが、薬剤師が薬剤指導で入ることで、役割を分担し、業務を軽減することができるため、介護支援専門員や利用者、家族へも周知していくことが必要であることがわかりました。他にもあさがおネットを使って情報共有すること、在宅に帰ってきた時に本人や家族、関係者が同じ方向で支援できるように全員が情報を共有して治療にあたれるようになればよい等、多くの意見がありました。

 訪問看護師と薬剤師や訪問介護員職等、お互いを知り役割分担し、連携することが大切であることを再認識することができました。

 訪問看護師と介護支援専門員、さらには在宅医療を担う開業医の看護職等とも、共に集まれる場も必要であるとの意見もいただき、今後の企画に活かしていきたいと思います。

◆次回の予定

 第131回高島市医療連携ネットワーク運営協議会

   日 時  令和5年6月8日(木) 午後2時~3時15分

     (※通常の第1木曜日ではありませんのでご注意ください。)

   場 所  安曇川公民館 ふじのきホール

   内 容  話題提供および意見交換

         「地域でみる心不全」

           高島市民病院 循環器科 部長 谷口 晋先生

 

第129回高島市医療連携ネットワーク運営協議会を開催しました

2023年4月27日 / 報告

   日 時  令和5年4月20日(木) 午後2時~3時15分

   場 所  安曇川公民館 ふじのきホール

   内 容  話題提供

        「医療型短期入所の開設促進事業および医療型短期入所について」

          話題提供者   滋賀県健康医療福祉部障害福祉課 山口 雄大 氏

        「高島市内の医療的ケア児者等の課題と短期入所のニーズについて」

          話題提供者   高島市障がい者相談支援センターコンパス

                        相談支援専門員 上田 洋行 氏

 今回は、医療型短期入所の制度や医療的ケア児者等の現状や短期入所のニーズ等について話題提供していただき、滋賀県の制度としての取り組みと市内の医療的ケアが必要な方やご家族等の現状や課題等について学ばせていただきました。

 市内には、医療的ケア児者等を受け入れられる宿泊が可能なサービスがなく、遠方まで行かなければならない。また利用制限もあり必要な時に使いにくく、通院や通学等の移動支援も不足している現状を報告されました。

 そんな中で、令和5年3に開設された新しい社会資源として、医療型特定短期入所施設「たまのおうち」の紹介もしていただきました。今後の活動がますます期待されます。

 新年度最初の運営協議会でもあり、初めて参加された方も多く、自己紹介を交えて大きな輪が広がりました。まず現状を知ること、そして困りごとを解決できるよう、参加した個人や機関が担えること、声にすることでつながっていくことの大切さを改めて感じることができました。この現状を何とかしようと奮闘していただいているところもあり、また少しでも力になれたらという声もありました。

 医療的ケア児者等とご家族を支えるサービスの必要性をそれぞれの立場で考える機会となりました。

   

◆次回の予定

 第130回高島市医療連携ネットワーク運営協議会

   日 時  令和5年5月11日(木) 午後2時~3時15分

     (※通常の第1木曜日ではありませんのでご注意ください。)

   場 所  安曇川公民館 ふじのきホール

   内 容  話題提供および意見交換

         滋賀県訪問看護ステーション連絡協議会 第7地区支部

          マキノ病院訪問看護ステーション より

 

第128回高島市医療連携ネットワーク運営協議会を開催しました

2023年3月10日 / 報告

   日 時  令和5年3月2日(木) 午後2時~3時15分

   場 所  安曇川公民館 ふじのきホール

   内 容  令和4年度在宅療養支援センター活動報告および意見交換

 今回は令和4年度最後の協議会として在宅療養支援センターの活動報告をさせていただき、今後の取り組みについて皆さんのご意見をいただきました。

 「ガンの看取りに関わる在宅医や病院、薬局など多職種の情報交換ができるとよいのでは。」といった具体的な提案をはじめ、関心をもって参加して下さる方を増やしていくためのアイデアなど様々なご意見をいただきました。

 また、高島市版エンディングノート「たかしまマイウェイノート」の啓発についても、ケアマネさんのアセスメントの一部に取り入れてはどうか、といった意見や地域の高齢者以外にも対象を広げていくよう提案してくださいました。いただいたご意見やご提案を参考にして次年度の取り組みをすすめていきたいと思います。

   

◆次回の予定

 第129回高島市医療連携ネットワーク運営協議会

   日 時  令和5年4月20日(木) 午後2時~3時15分

     (※通常の第1木曜日ではありませんのでご注意ください。)

   場 所  安曇川公民館 ふじのきホール

   内 容  話題提供および意見交換

         高島市障がい者相談支援センターコンパスより

 

令和4年度多職種連携セミナーを開催しました

2023年3月10日 / 報告

   日 時  令和5年2月18日(土)午後2時~4時

   場 所  安曇川公民館 ふじのきホール

   テーマ  「認知症の人の意思決定を多職種で支援するには」

   講 師  社会福祉連携推進法人 リガーレ 人材・開発研究センター

                     主任研究員  西村 優子 氏 (認知症看護認定看護師)

   参加者  27名

 今回は、事例を振り返りながら認知症の人の意思決定をどう支えていくかについて学習しました。

はじめに西村優子先生から、認知症の人の支援する上で基本的に理解しておくことをお話していただき、その後事例検討を行いました。

 事例は新旭介護サービスセンターの介護支援専門員  松田健宏氏と市役所地域包括支援課の橋本理恵保健師から紹介していただきました。

 支援の中でターニングポイントとなった時の本人の認知症の評価や、本人の意志を誰がどのように確認していくのか、支援の際に協働すべきチームの構成や今後予測されることは、など具体的に話し合いました。

 参加者からは、「認知症と診断がついてしまうと、本人を除外して方向性を決めてしまうところがあったと痛感した。」との意見や「認知症が進んでいく中で、繰り返し関係者で共有し、本人の意思をその都度聞いてチームで共有していく必要があると感じた。」などの感想が寄せられました。参加者それぞれの業務の振り返りにもつながる機会となりました。

       

第126回高島市医療連携ネットワーク運営協議会を開催しました

2023年1月31日 / 報告

   日時  令和5年1月11日(水) 午後2時~3時15分

   場所  安曇川公民館 ふじのきホール

   内容  高島市リハビリ連携協議会より話題提供および意見交換

          話題提供者  高島市民病院 言語聴覚士 家守  秀知 氏

                    マキノ病院 理学療法士 谷口  普吾 氏

                 今津病院 理学療法士 前川    直行 氏

 今回は、高島市リハビリ連携協議会より退院支援の取り組みについて話題提供をしていただきました。市内3病院のリハ職の方から取り組み状況や課題についてそれぞれお話ししていただいた後、グループに分かれ、意見交換を行いました。

 意見交換の中では、コロナ禍で対面の情報共有が制限されることによる課題が多く出ていました。入院中は院内の関係者の情報共有にとどまり、在宅の支援者のところまで情報が届きにくい、といった意見や、コロナでリハビリが中断されたのか、ADLが低下して退院となったケースもある、といった意見もありました。一方で、動画や画像を使った情報共有により、患者さんの状態像がわかりやすい、などの意見も出されました。

 今後への期待として、患者さんの在宅への思いなども含めた情報共有ができるよう、さらに工夫ができるとよい、などの意見も出ました。さらに、がんのリハビリや心臓リハビリ、小児のリハビリなど新たな分野のリハビリへの期待も寄せられていました。

    

◆次回の予定

  「令和4年度多職種連携セミナー」(兼 第127 回高島市医療連携ネットワーク運営協議会)

      日時  令和5年2月18日(土)午後2時~4時

      場所  安曇川公民館 ふじのきホール

      内容  『認知症の人の意思決定支援を多職種で支援するには』

      講師  社会福法人 リガーレ本部 人材・開発研究センター

             主任研究員  西村 優子 氏 (認知症看護認定看護師)

令和4年度「高島の在宅医療を考える会」を開催しました

2022年12月20日 / 報告

   日 時  令和4年12月1日(木)午後2時~3時30分

   場 所  高島市役所本庁 新館会議室

   テーマ  『地域包括ケアを支えるリハビリテーション』

   内 容  情報提供およびグループワーク

          情報提供者 今津病院 理学療法士 前川 直行 氏

                マキノ病院 作業療法士 杉原 治 氏

                      理学療法士 山本 暁 氏

                      理学療法士 高木 裕也 氏

   参加者  30名

 今回は、第125回高島市医療連携ネットワーク運営協議会と兼ねて開催しました。当日は、各病院からセラピストや看護師、地域連携室職員の皆さんなど、地域からは介護支援専門員や薬剤師さん等が参加してくださいました。

 最初に今津病院ならびにマキノ病院から、主に地域リハビリテーションに関する取り組みについて紹介していただきました。各病院が提供する訪問や通所のリハビリだけでなく、高島市の介護予防事業としての運動教室や、地域サロンへの指導など多様な取り組みが行われていることがわかりました。またこれらの取り組みにおける課題なども報告されました。

 後半はグループに分かれて、出された課題や各職種の困りごとなどについて意見交換を行いました。

 退院後、速やかに訪問リハなどのサービスにつながらない、というリハ職の思いに対して、介護支援専門員自身も、必要と思っても本人や家族が希望しない、希望してもサービスの空きがない、などのジレンマがあることもわかりました。また、地域リハビリのいろいろな取り組みを市民や介護支援専門員にもっと啓発しては、といった意見も出ました。最後には松本会長が「高齢者は、リハビリ卒業後も歳をとるので、どんどん元気になるとは限らない。看護師でも介護職でも広い意味でリハビリには誰でも参画できるので、元気なお年寄りを増やす気持ちをもって関わっていくことが大事だろう。」とまとめてくださいました。

     

◆今後の予定

 第126回高島市医療連携ネットワーク運営協議会

     日時  令和5年1月11日(水)午後2時~3時15分

     場所  安曇川公民館 ふじのきホール

     内容  高島市リハビリ連携協議会より話題提供および意見交換

 令和4年度「多職種連携セミナー」(兼 第127回高島市医療連携ネットワーク運営協議会)

     日時  令和5年2月18日(土)午後2時~4時

     場所  安曇川公民館 ふじのきホール

     内容  講義および事例検討

           テーマ:『認知症の人の意思決定を多職種で支援するには(仮)』

            講師  社会福祉法人 リガーレ本部 人材・開発研究センター

                    主任研究員  西村優子 氏 (認知症看護認定看護師)

    対象者  高島市内の医療・介護・福祉・保健等関係者ならどなたでも参加可

第124回高島市医療連携ネットワーク運営協議会を開催しました

2022年11月15日 / 報告

   日 時  令和4年11月9日(水)午後2時~3時15分

   場 所  安曇川公館 ふじのきホール

   内 容  情報提供および意見交換

         「地域連携の実績と現状報告(湖西医療圏)」

            情報提供者  大津赤十字病院

                    地域医療連携課長 長谷川 豊 氏

   参加者  28名

 今回は、大津赤十字病院よりゲストとして、副院長 辻 將公 先生、地域医療連携課長 長谷川 豊氏、総合医療相談室長 梶原 英輝 氏をお迎えしました。

 最初に長谷川豊課長より、湖西医療圏域(高島市)との医療連携について昨年度の実績を中心にお話ししていただき、その後参加者との意見交換を行いました。高島市内には高度な医療を受けることができる基幹病院がないため、大津赤十字病院に寄せる期待も大きく、大津赤十字病院と高島市内の医療機関あるいは在宅との連携について、さまざまな質問や意見が交わされました。

 「転院に際して紹介元で事前にコロナ検査は必須か?」、「コロナ入院でADLの低下がみられる場合の対応は?」などの質問から、患者の情報共有について、もっと情報が欲しいといった意見や、あさがおネットの患者登録をしてほしい、など具体的な要望なども出されました。また、これまでに意見交換を重ねている中で、実際に工夫や配慮をしていただいていることに対しての感謝の意見もあり、このような機会を持つことの大切さを感じた貴重な時間となりました。

   

  ◆今後の予定

  第125回高島市医療連携ネットワーク運営協議会

   「高島の在宅医療を考える会」として開催します。

     日時 令和4年12月1日(木) 午後2時~3時30分

     場所 高島市役所本庁 新館3階 会議室

     テーマ「地域包括ケアを支えるリハビリテーション」

第123回高島市医療連携ネットワーク運営協議会を開催しました

2022年10月26日 / 報告

   日 時  令和4年10月6日(木) 午後2時~3時15分

   場 所  安曇川公民館 ふじのきホール

   内 容  話題提供および意見交換

         『新型コロナ対策』考えましょう

          ~これでいいのか日本 これでいいのか日々の生活~

                話題提供者  高島保健所長 松原 峰生 先生

 今回は、高島保健所長の松原峰生先生より、新型コロナ対策について、これまでの経過や現状での課題などについてお話ししていただきました。

 先生は、日本で最初に感染が拡大したダイヤモンドプリンセス号でDMATとして活動され、その後、滋賀県COVID-19災害コントロールセンターで活動されました。これらの活動を通して得られた経験から、新型コロナ対策についてのお考えなどをお話ししてくださいました。

 「新型コロナウイルスは、『死のウイルス』でも『恐怖のウイルス』でもない。特にオミクロン株になってからは、普通のカゼに近いものなので、予防という名のもとに地域の『絆』や『ふれあい』『助け合い』などを一斉にやめてしまっていることを考え直し、高齢者にとって今、本当に大事なことは何かを一人ひとりが考えていこう。」と呼びかけられました。

 後半は参加者との意見交換が行われました。その中では、高齢者の方が濃厚接触者に該当するため介護サービスが利用できない間に、本人の状態が悪化するなどの弊害がおきていること。サービスを提供する側としては、自分たちが感染の媒介者になってはいけない、クラスターをおこしてはいけない、との思いからサービス提供に慎重になる。など、それぞれの立場から意見が出ていました。

    

 ◆今後の予定

  第124回高島市医療連携ネットワーク運営協議会

    日時 令和4年11月9日(水) 午後2時~3時15分

    場所  安曇川公民館 ふじのきホール

    内容  大津赤十字病院より話題提供および意見交換

  第125回高島市医療連携ネットワーク運営協議会

    「高島の在宅医療を考える会」として開催します。

    日時  令和4年12月1日(木)午後2時~3時30分

    場所  高島市役所本庁 新館3階会議室

第122回高島市医療連携ネットワーク運営協議会を開催しました

2022年9月6日 / 報告

   日 時  令和4年9月1日(木) 午後2時~3時15分

   場 所  安曇川公民館 ふじのきホール

   内 容  話題提供および意見交換

         「コロナ禍におけるフレイルとオーラルフレイル」

            話題提供者  高島市歯科医師会  会長  大山 恒徳 先生

   参加者  19名

 今回は、高島市歯科医師会会長 大山 恒徳 先生より歯科医師の立場から全身的なフレイルとオーラルフレイルの関連についてお話ししていただきました。

 コロナ禍の弊害として、当初はコロナ感染を恐れて必要な歯科受診を控えたりする高齢者が多くあったことや、長期のマスク生活による口腔内の乾燥や唾液の減少から、虫歯ができやすくなっている、などの実態をお話ししてくださいました。そして、全身的なフレイル予防の観点からも、「食べる力」を維持することと口腔機能の低下のサインを見逃さないことが大事である、と説明され、具体的なオーラルフレイルのチェック方法や「お口の体操」なども紹介してくださいました。

 後半の意見交換では、病院の歯科・口腔外科と地域の歯科診療所との連携システムができるとよい、といった意見や、歯科受診の感染リスクが高くないことをもっと知ってもらうことも必要、などの意見が出ていました。

 また、訪問歯科診療の対象や内容についての質問のほか市内で訪問診療されている歯科診療所の件数などの質問もあり、歯科医師会の地域医療への取り組みに対するさらなる期待もうかがえました。

     

◆次回の予定

 第123回高島市医療連携ネットワーク運営協議会

   日 時  令和4年10月6日(木) 午後2時~3時15分

   場 所  安曇川公民館 ふじのきホール

   内 容  高島保健所より話題提供および意見交換

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高島市在宅医療・介護連携支援センター
〒520-1121 滋賀県高島市勝野1667 高島市民病院内
TEL : 0740-20-9005(代) FAX : 0740-20-9006
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