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令和4年度「高島の在宅医療を考える会」を開催しました
日 時 令和4年12月1日(木)午後2時~3時30分
場 所 高島市役所本庁 新館会議室
テーマ 『地域包括ケアを支えるリハビリテーション』
内 容 情報提供およびグループワーク
情報提供者 今津病院 理学療法士 前川 直行 氏
マキノ病院 作業療法士 杉原 治 氏
理学療法士 山本 暁 氏
理学療法士 高木 裕也 氏
参加者 30名
今回は、第125回高島市医療連携ネットワーク運営協議会と兼ねて開催しました。当日は、各病院からセラピストや看護師、地域連携室職員の皆さんなど、地域からは介護支援専門員や薬剤師さん等が参加してくださいました。
最初に今津病院ならびにマキノ病院から、主に地域リハビリテーションに関する取り組みについて紹介していただきました。各病院が提供する訪問や通所のリハビリだけでなく、高島市の介護予防事業としての運動教室や、地域サロンへの指導など多様な取り組みが行われていることがわかりました。またこれらの取り組みにおける課題なども報告されました。
後半はグループに分かれて、出された課題や各職種の困りごとなどについて意見交換を行いました。
退院後、速やかに訪問リハなどのサービスにつながらない、というリハ職の思いに対して、介護支援専門員自身も、必要と思っても本人や家族が希望しない、希望してもサービスの空きがない、などのジレンマがあることもわかりました。また、地域リハビリのいろいろな取り組みを市民や介護支援専門員にもっと啓発しては、といった意見も出ました。最後には松本会長が「高齢者は、リハビリ卒業後も歳をとるので、どんどん元気になるとは限らない。看護師でも介護職でも広い意味でリハビリには誰でも参画できるので、元気なお年寄りを増やす気持ちをもって関わっていくことが大事だろう。」とまとめてくださいました。
◆今後の予定
第126回高島市医療連携ネットワーク運営協議会
日時 令和5年1月11日(水)午後2時~3時15分
場所 安曇川公民館 ふじのきホール
内容 高島市リハビリ連携協議会より話題提供および意見交換
令和4年度「多職種連携セミナー」(兼 第127回高島市医療連携ネットワーク運営協議会)
日時 令和5年2月18日(土)午後2時~4時
場所 安曇川公民館 ふじのきホール
内容 講義および事例検討
テーマ:『認知症の人の意思決定を多職種で支援するには(仮)』
講師 社会福祉法人 リガーレ本部 人材・開発研究センター
主任研究員 西村優子 氏 (認知症看護認定看護師)
対象者 高島市内の医療・介護・福祉・保健等関係者ならどなたでも参加可