新着情報
「高島市の心不全 地域医療を考える会」を開催しました
日 時 令和5年12月7日(木) 18時30分~20時30分
場 所 安曇川公民館 ふじのきホール
内 容 座長:ながおか医院 院長 長岡 伊織先生
講演Ⅰ「当院における心不全連携について」
演者:高島市民病院5東病棟 看護師長補佐 宇田 洋海氏
講演Ⅱ「心不全再入院予防の取り組みについて」
演者:大津赤十字病院 心不全看護認定看護師 岩崎 竜也氏
座長:高島市民病院 循環器内科 副科長 谷口 晋先生
特別講演「令和時代の心不全治療 ~診断から地域連携まで~」
演者:大津赤十字病院 循環器内科副部長 陣内 俊和先生
座長:ながおか医院 院長 長岡 伊織先生
デイスカッション「心不全病診連携について」
参加者数:66名
共 催:高島市医師会・大塚製薬株式会社・ノバルティスファーマ株式会社
「高島市の心不全 地域連携を考える会」を開催しました。
高齢化率が37%を超えている高島市では、心不全を患う方も増え続け、パンデミック(非常に多くの患者を発生させること)とも言われています。
今回、高島市民病院と大津赤十字病院の心不全への取り組みを学ばせていただき、大津赤十字病院の陣内先生に「令和時代の心不全治療 ~診断から地域連家まで~」と題しての特別講演をしていただきました。
心不全で療養しなければならなくなったとしても、本人の希望や価値観、暮らし方等を尊重して、多職種が連携して支援することを何よりも大切にされていることをお聞きすることができました。
病気を持ちながら暮らしていくのは、制限があり、我慢をしなければいけないこともあり、継続する難しさもありますが、できる限りその人の暮らしや価値観を知り、その方の望む暮らしに合った方法を応援していくことがチームとして重要であることを学びました。関わるそれぞれの職種から、励ましや応援がいつも届けば、継続することも苦にならず悪化予防ができるのかもしれません。
病院の中の各職種、また地域で活動する各職種、本当にたくさんの方にご参加いただき、講師や企画してくださった心不全のチーム医療に関わる皆さんも驚かれるほどでした。
多職種がそれぞれの取り組みや課題等を共有することができ、利用者さんを支えるためにあるつながりが一層深くなった研修会となりました。
市民の皆さんが、自分らしく安心して暮らしていけるように、これからも多職種で連携していきたいと思います。