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「高島の在宅医療を考える会」「多職種連携セミナー」「第135回高島市医療連携ネットワーク運営協議会」を開催しました
日 時 令和5年11月18日(土) 午後4時~6時
場 所 今津サンブリッジホテル
内 容 講演 テーマ「チーム大津京の取り組み」
~多職種連携によるケア~
講師:西山 順博先生
医療法人 西山医院 理事長・院長
チーム大津京 代表
参加者 62名
今回は、お隣の大津市で多職種・異職種のチームで、在宅療養を先進的にすすめられている西山先生をお招きし、「チーム大津京の取り組み」について学ばせていただきました。
病院医療:「生きていること」、命への支援(キュア>ケア)
在宅療養:「生きていくこと」、生活への支援(キュア<ケア)
医療支援、介護支援、生活支援、生きがい支援、こころの支援の5つの支援と、人生の満足への支援を大事にして、ご本人が現在の暮らしの中で、何ができて、何が不自由なのか、ご本人の活動を支援する取り組みが必要である。
病気や状態に応じて、どのタイミングでACP(アドバンス・ケア・プランニング)をするのかが大事であるが、「サイ五郎さんちの人生会議」セットで、参加者全員で体験してみて、人生会議を実施するのは早くても良い、面白いもの、楽しいものであることもわかりました。
医療や介護、福祉関係者に加えて、地域の様々な方々とともに、命を支え、生活を支え、人生の満足を支援するには、1人ひとりの人生観、生きざまを理解してサポートすることだと学びました。
参加者からは、「地域-医療が連携し、その人の人生を生ききれるように、一緒に伴走できるような支援が重要と感じました」「1人の人に対してさまざまな職種が同じ目線で関わっていくことが大切だと思う」等の意見をいただきました。
これからも、誰もがより充実した人生を送ることができるよう「たかしまマイウェイノート」を普及して自分の思いを書き留めてもらうことと、併せて「チームたかしま」で支援できるよう「人生会議」をすすめていきたいと思います。
人口5万人弱の高島市は、ひとつのチームとして顔の見えるちょうど良いコミュニティーです。
今後もさらに「チームたかしま」一丸となって、協働していきましょう。