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第89回高島市医療連携ネットワーク運営協議会を開催しました

2019年1月18日 / 報告

  日 時   平成31年1月9日(水) 午後2時~3時

  場 所   今津老人福祉センター

  参加者   35名

  内 容   話題提供 「災害時リスクアセスメントシートを活用した支援事例」

  提供者   湖西介護支援専門員連絡協議会 会長 澤田 悦子氏

               ケアプランさくら 介護支援専門員 武長 幸子氏

 今月は、湖西介護支援専門員連絡協議会から、事例をご紹介いただき、災害時の支援における課題などについて意見交換を行ないました。

 湖西介護支援専門員連絡協議会では、昨年度災害時における個別支援プランの作成に関する勉強会を実施され、それをきっかけに、自事業所でもリスクアセスメントシートを活用した要援護者の整理や支援方法の確認などの取り組みを始めておられるとのことでした。その中で、昨年の台風時に対応された事例を紹介されました。そして話題提供の後、参加者で4グループに分かれて意見交換を行いました。

 意見交換の中では、ケアマネからは、「寝たきりなど避難が難しい利用者で、事前に予測できる場合はショートステイの利用やレスパイト入院の調整を行うが、地震の場合などは対応が難しい。」「避難所までの移動手段なども本人や家族と話し合っておく必要がある。」また、訪問看護の方からは、「普段寝ている場所が安全であるかの確認も必要。」「人工呼吸器などの予備電源の確保はどうするのか、など家族にもあらかじめどこに相談するかなど話しておくことが大事。」などの意見も出ていました。実際に市内の病院では、昨年の台風時には、人工呼吸器の方や透析の方のレスパイト入院も受入れされていたようでした。

 その他避難所に関しても、「移動しにくい人が避難するので福祉避難所は早めに開設してほしい。」などの要望や「介助の必要な方も家族がまとまって避難することで避難先で家族が対応できるのでは。」などの意見も出ました。

 また、「災害時要援護者に登録している利用者でも、本人の状態は変化するので、たとえば、退院時カンファレンスの時などに、災害時の対応の確認が出来るとよい。」などの意見も出ていました。

 災害は、いつ、どのような形で起こるかわからない中、いざと言う時、まずは「自助」、自分で自分の身を守ると言う意識をみんなが持つことが大事、その上で、何が出来て何に手助けが必要なのか、について本人、家族を含めてアセスメントをしておくことが大切であることをどのグループでも確認していました。

     

 ◆次回の予定

  第90回高島市医療連携ネットワーク運営協議会は「平成30年度在宅医療多職種連携セミナーⅡ」

 と合同開催になります。

   日時 平成31年2月16日(土) 午後2時~4時30分

   場所 寿光苑 (高島市安曇川町青柳1472)

 

 

 

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