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「薬剤師・訪問看護師・介護支援専門員 合同研修会」開催しました
日 時 令和6年11月16日(土) 午後2時~4時
場 所 安曇川公民館 ふじのきホール
内 容 『専門職同士での難事例へのチームアプローチ』
1.事例報告
①ケアプラン元気な仲間 介護支援専門員 上松 緑氏
②リハビリ訪問看護ステーションWalk 看護師 土井 淳史氏
③とうじゅ薬局 薬剤師 山川 邦之氏
2.意見交換(グループワーク)
3.質疑応答
4.講評 高島市医師会 会長 松本 道明先生
参加者 26名
「薬剤師・訪問看護師・介護支援専門員 合同研修会」を開催しました。
今回は、専門的な治療を望み多数の医療機関での治療を長年受けてこられた事例で、薬局もそれぞれ違っていました。医療機関を変わりたくない本人や家族の想いを受け止めながら調整に苦慮された事例でした。
3職種それぞれの立場や視点から、連携してチームできめ細やかにアプローチし、少しずつ医療機関や薬の調整、サービスの導入等が行われました。訪問看護では、100に近い程丁寧に各医療機関と電話や手紙で報告や相談を繰り返され、薬剤師も主治医への相談や報告を重ね、本人も家族も納得した形で安定した生活を送れるようになった報告をしていただきました。
訪問看護や薬剤師による居宅療養管理指導が入ることで、各専門職が分担して適切なサービスを提供することが可能となりました。
意見交換では、それぞれの職種の課題や悩み等も出し、どのグループでも活発に話し合いが行われました。薬剤師がサービス担当者会議に出席してもらうことは、なかなか厳しい現状ですが、情報共有やまずは相談してみることが大事であることがわかりました。顔の見える場でさらに連携を深めていく良い機会となりました。
参加者の意見(アンケートから)
・相互理解の為、専門職種の話し合いが更に必要
・在宅でのその人の生活の仕方や方法など、皆で共有できると支援がスムーズにできる
・3つの職種が一堂に話ができたことで、在宅の現状、薬局の現状を共有できた 等
この合同研修会は、薬剤師、訪問看護師、介護支援専門員の役員さんたちが、司会や座長を担い、進めてくださいます。報告してくださる3職種の方も含めて、皆さんの意気込みや熱い想いにあふれた研修会となりました。まだ参加したことがないという方も、今後ぜひ参加していただきたいと思っています。
そして、これからも顔の見える多職種での会を重ね、連携して市民が暮らしやすい高島市を目指していきたいと思います。