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第69回高島市医療連携ネットワーク運営協議会を開催しました
日時 平成29年5月10日(水) 15:00~16:00
場所 高島市今津老人福祉センター
参加者 40名
内容 話題提供 湖西介護支援専門員連絡協議会
「当連絡協議会の取り組みから医療連携における課題抽出と今後に向けて」
提供者 滋賀県介護支援専門員連絡協議会 調査研究担当 山内 和江 氏
話題提供者の山内和江氏は、湖西介護支援専門員協議会の会員であり、現在は、滋賀県介護支援専門員連絡協議会の調査研究担当としても活動されてます。今回は、その活動の取り組みついてお話をしていただきました。
平成23年度に介護支援専門員に調査した結果、脳血管疾患・心疾患・肺炎が入院原因疾患の上位を占めていることから、「疾患の観察ポイントと医療連携:脳卒中・虚血性心疾患・誤嚥性肺炎」のテキストを作成され活用していることでケアマネジメント力と医療職との繋がりが深まってきている状況にある。
平成27年度から「入院時・退院時の病院とケアマネの情報連携率」が示されるようになり、28年度には情報連携率が向上したという結果が報告された。これは「介護支援専門員みんなが患者さんの自立支援のために頑張った結果であり、さらに次年度への取り組みの展開につながっていくように」と抱負を話された。
その後、参加している介護支援専門員からは、病院との連携で困ったことをあげ、具体的な解決策が見出されるなど、これからの連携に役立つ意見交換が活発にされた。また、医師からは「介護支援専門員のマネジメント力の向上も大切だが知識は連携で深め、情報を共有することが大切」との意見が聞かれるなど多職種連携が更に深まりました。
◆次回の予定
〇 6月14日(水)
「高島市民病院より話題提供」