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第165回高島市医療連携ネットワーク運営協議会を開催しました
日 時 令和8年7月2日(木) 午後2時~3時15分
場 所 新旭公民館 多目的ホール
内 容 話題提供と意見交換
話題提供 「老々介護における 医療ニーズと介護ニーズの両立課題」
話題提供者 高島市役所 健康福祉部 高齢者支援課(高島市地域包括支援センター)
主監 上原 絵里奈 氏
今回は、「老々介護における 医療と介護ニーズの両立課題」と題して、高島市役所 高齢者支援課より話題提供していただきました。
高島市の人口はすでに減少してきていて、高齢化率や独居高齢者、高齢夫婦世帯の割合は、県内で最も高い地域になっています。
このようなことを背景に要介護認定者も増加していますが、要介護3以上でも介護保険サービスを利用していない割合が3割以上と高い状況もあるということです。
市内にある3つの地域包括支援センターには、市民や様々な機関から相談が寄せられ、3つのセンターでの総合相談件数は、うなぎのぼりで令和7年度には9,000件を超えています。相談内容では、複合多問題の相談が増加傾向にあります。
こういった状況の中、医療と介護のさまざまな課題を複合的に抱える家庭もみられ、事例を参加者で意見交換しました。
入院が必要な状態の夫は、認知症のある妻を一人にしておけず、医療機関への受診が途切れ、妻は介護サービスの利用を頑なに拒否され、夫は自分が家で妻をみていくと話す。医療が必要な夫と介護が必要な妻の事例から、下記の視点で意見交換を行いました。
〇それぞれの職種の立場から見えてきた課題は何か
〇夫の治療を実現するために各職種ができること
〇今後、同様の事例を予防・早期発見するために必要なこと
・この事例のようなケース、キーパーソンがいないケースも多くなってきている
・地域で「良いおせっかい」をする方が少なくなった、つながりが減ってきている現状がある。
・夫の病気に関する希望はどうか、もしもの後のことをどう考えているのかを聞いていく。
・優先度としては夫の治療が第一となる。周りからの助言があるとよい。意識を変えていく。
・要介護3以上でサービス利用をしていない人が3割もあることに驚いた。どのような原因があるのか、ひと
つずつ見ていくと解決できることもあるのではないか。
・地域の特徴として特に男性で「自分が看る」という方が多く、サービスの必要性を分かってもらえない、抱
えこむ。またSOSの出し方がわからない人が多い。
・すぐにサービス利用がない方や気になる方がいたら、地域包括支援センターに情報提供をする。
講師より、事例を通してさまざまな職種からいろいろな視点でどのような支援ができるのかを考えることができたことが良かった。医療や介護等、関係機関が連携していくことで、さらに家族の支援につながっていくことができる。この事例は特殊なケースではない。サービス利用のないケースも1例ずつ突き詰めていくことで、早期に対応、予防できる。今後も協力して取り組んでいきたと結んでいただきました。
市民の皆さんが家族のことや介護のことを自分だけで抱え込むことなく、自分や家族の健康、希望を大切にして暮らすことができるよう、医療や介護との連携が不可欠で、思いを受け止め、つなぎながら支援していくことが大切であると再確認できました。

◆次回の予定 第166回 高島市医療連携ネットワーク運営協議会
日時:令和8年 9月3日(木)14:00~15:15
会場:安曇川公民館 ふじのきホール
内容:話題提供と意見交換
話題提供 「ACP 高島市薬剤師会の取組み」(仮)
話題提供者 高島市薬剤師会
ふれあい薬局・高島
薬剤師 吉永 礼子氏
* 8月は休会となります













