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第148回高島市医療連携ネットワーク運営協議会を開催しました
日 時 令和7年1月16日(木) 午後2時~3時20分
場 所 新旭公民館 多目的ホール
内 容 話題提供および意見交換
話題提供 「大津圏域と湖西圏域間の連携の現状や課題および今後の展望」
話題提供者 大津赤十字病院
副院長・患者支援センター長 片倉 浩理先生
医療社会事業部 地域医療連携課長 長谷川 豊氏
患者支援センター 退院調整師長 森田 美砂氏
今回は、大津赤十字病院よりゲストをお迎えして、大津赤十字病院の取り組みや救急搬送の状況、紹介患者の状況と高島市との連携等についてご紹介いただき、意見交換を行いました。
令和5年度の主な取り組みとしては、新型コロナウイルス感染症が感染症法5類移行に伴った対策の変更、救急医療・災害医療への対応としてラビッド・ドクターカーの運用開始等があり、救急搬送受入件数の増加等がありました。紹介患者数は年々増加し、令和5年度には21,985件となり、前年度より1.9%の増となっています。
医療圏域別の紹介割合では、大津市内が81%とほとんどを占め、次いで京都府内からが7%、湖西圏域と湖南圏域が3%となっています。高島市内で最も多いのは、高島市民病院で393件、マキノ病院 96件、今津病院 58件、市内の各開業医から457件となっています。
患者支援センターでは、高島市民への退院支援が今年度4月~12月で70件や高島市内の各病院への転院支援等をしていただいています。また、かかりつけ医相談窓口を設けて、かかりつけ医がいない方への相談も担っていただき、転院や在宅への退院がスムーズになる取り組みも大切していただいています。
意見交換では、連携する上で困ることやどのようにすると連携しやすくなるか等、各関係機関から多くの意見が出されました。地域に安心して帰ってもらうための体制づくりが高島市全体を一つとしてさらに必要であることが分かりました。
大津赤十字病院は高度の医療を担う医療機関で、高島市にとってはなくてはならない病院です。今後も各関係機関が役割を発揮し、さらに連携を深めていきたいと思います。
◆次回の予定 第149回 高島市医療連携ネットワーク運営協議会
日時:令和7年2月6(木)14:00~15:15
会場:高島市役所 新館3階 会議室11
内容:話題提供 「高島市権利擁護支援センターの活動
~成年後見や権利擁護の現状と課題、意思決定支援~」
話題提供者 社会福祉法人 高島市社会福祉協議会
高島市権利擁護支援センター