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第134回高島市医療連携ネットワーク運営協議会を開催しました
日 時 令和5年10月5日(木) 午後2時~3時15分
場 所 安曇川公民館 ふじのきホール
内 容 話題提供 「生活支援コーディネーターの役割」
話題提供者 高島市社会福祉協議会
地域福祉課 係長・生活支援コーディネーター
熊谷 智香子氏
今回は、高島市社会福祉協議会の生活支援コーディネーターから「生活支援コーディネーターの役割」について、話題提供していただきました。
生活支援コーディネーターは、高齢者の生活支援・介護予防の基盤整備を進めていくことを目的とし、地域において生活支援・介護予防サービスの提供体制の構築に向けたコーディネートを行う役割があります。
市内には、中学校区ごとに6名の生活支援コーディネーターが、地域の特色や課題、強みや弱みを理解し、その地域に合った資源や支援を開発するなどの活動をしています。
1.地域の課題や困りごと等、生活ニーズの把握をする
2.支援者の発掘と支援
3.生活支援の立上げ、居場所、サロンづくり支援
4.各種団体との連携
制度や福祉施策だけでは、その人の暮らしを支えることが難しいことがよくあります。こういった困りごとや課題を、地域の方や専門職と一緒に考え連携して、その人が行きたい場や求める関係性を創り出したり、一人ひとりの役割を考えて、人材の発掘や育成等を行います。住民の声、住民の伴走をすることを大事にして活動されています。地域カルテ、地区カルテも毎年作成され、地域の特徴や資源を整理されているということで大変興味深い内容でした。
グループワークでは、生活支援コーディネーターのことを知らなかったという声もあり、質問が多くありました。
市民にとっては、とても心強い存在の生活支援コーディネーターであり、医療や介護・福祉関係者が役割を知り連携していくことで、より誰もが暮らしやすい地域になると確信しました。
◆次回の予定 第135回高島市医療連携ネットワーク運営協議会
日 時 令和5年11月18(土) 午後4時~6時(講演会)
場 所 今津サンブリッジホテル
内 容 講演および意見交換
「チーム大津京の取り組み」 ~多職種連携によるケア~
講師:西山 順博先生
医療法人西山医院 理事長・院長
チーム大津京 代表
*講演会終了後に交流会もあります。皆様のご参加をお待ちしています。