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第107回高島市医療連携ネットワーク運営協議会を開催しました
日 時 令和2年9月9日(水) 午後2時~3時
場 所 安曇川公民館 ふじのきホール
参加者 27名
内 容 話題提供 「高島市内の医療的ケア児・者のおかれている状況と災害時の課題について」
提供者 高島市障がい者相談支援センター コンパス
相談支援専門員 上田 洋行 氏
今月は、障がい者相談支援センターコンパスから、日常的に医療ケアや医療機器を必要とする子どもたちをとりまく高島市の現状についてお話を伺いました。
現在全国には約2万人もの医療的ケア児がいると推計されており、高島市には現在12歳未満の医療的ケア児が10名おられるそうです。
課題としては、常に医療ケアが必要なために通所サービスや短期入所など福祉サービスの利用がむずかしいことや、放課後デイサービスがない、など地域での受け皿が十分でないこと、一人一人にあった個別支援計画を立てる支援体制が十分に整っていないことなどがあげられていました。また、災害時、電源の確保や避難場所の確保も大きな課題となっていることをお話してくださいました。
参加者からは、医療的ケア児の支援をする「コーディネーター」の資格要件はあるのか?といった質問や、災害時に急にではなく、普段から身近な病院でレスパイト入院を利用してもらえるとよいのでは、という意見もありました。
また、市役所からは、今年7月に開設された児童発達支援センター「エール」についての紹介もあり、保健や福祉、教育部門が一緒になり、市内の発達に障害を持つ児や医療的ケア児に対しても総合的な支援ができる体制ができたことが紹介されました。
◇今後の予定
第108回高島市医療連携ネットワーク運営協議会
日時 10月14日(水)午後2時~3時
場所 安曇川公民館 ふじのきホール
内容 話題提供 高島市役所 地域包括支援課より
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、中止する場合があります。
※参加いただく際は、飛沫防止のため、マスクの着用をお願いします。