高島市在宅医療・介護連携支援センター「チームたかしま」は、在宅医療・介護・福祉・保険でつながる笑顔の輪を目指します!
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第86回高島市医療連携ネットワーク運営協議会を開催しました
日 時 平成30年10月10日(水)午後2時~3時
場 所 今津老人福祉センター
内 容 話題提供「平成29年度しあわせアンケート」結果から
提供者 高島市役所 地域包括支援課 主監 古谷 靖子氏
今回は、平成29年度に市が実施された「在宅療養生活しあわせアンケート」の結果について市役所地域包括支援課から報告をいただき、参加者間で意見交換を行いました。
この調査は、療養生活を送っている本人や主介護者に主観的な幸福感について尋ねたもので、在宅で最後まで療養生活ができる人はしあわせと感じる度合いが高い傾向がある。また、主介護者の30%は「介護負担が重い」と感じており、特に、要介護2、3の人の主介護者は負担感が重いと感じている人が多く、主観的幸福感も低い傾向がある等の報告がありました。
報告を聞いた後、日ごろの仕事を通じて、本人や家族のしあわせ感を高めるためにはどんなことができるのか、についてグループワークを行いました。
医療従事者の方からは、在宅療養を希望する患者や家族に、医療従事者が病気の説明をしっかりすることで、不安感が取り除かれる、不安感を除けば、しあわせ度を上げられるのではないか。といった意見や、しあわせ度は主観的なもの、家族構成や経済状態などによっても個々に違う。連携も大事だが、各専門職の領域でやれることをしっかりすることが大事、などの意見が出ました。また、在宅看取りが増えていているが、死をタブー視しないで、「死」について話し、考える機会を地域で作っていくことも必要ではないか、という意見も出るなど、さまざまな角度から意見交換が行われました。