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第78回高島市医療連携ネットワーク運営協議会を開催しました

2018年3月19日 / 報告

日 時   平成30年2月14日(水) 15:00~16:00

場 所   ふじのきホール(安曇川公民館)

参加者   20名

内 容   話題提供  高島市民病院    「小児レスパイト」について

                    提供者 高島市民病院 地域連携室長   末武美里氏

 今回は『地域包括ケアシステムはすべての人の安心と暮らしを支える ー医療的ケア児のレスパイト入院の整備ー』についてお話していただきました。

 滋賀県では医療的ケアの必要な児が10年前と比較すると1.8倍と増えている状況にあり、高島市においても医療的ケアを必要とする児は増えてきている。医療的ケアを必要とする児がレスパイト入院を利用しようとしても市内にはなく、市外のレスパイト入院の出来る病院に行かなければならない。また県下においてもレスパイト受入病院は3病院しかなく利用しにくい状況にある。そこで高島市内における医療的ケアを必要とする児に対しての現状を整理した。①国が小児在宅医療体制整備でレスパイト入院を推進しているが市内にはない。②レスパイト入院やリハビリは市外へ行かなければならないため家族の負担があり、市内での入院の希望がある。③医療的ケアが必要なためホームヘルパーの利用ができないことから訪問看護の利用者が増えている。④高島市民病院には地域包括ケア病棟がありレスパイト入院を受けいれている。このことから、未来に不安を残さない、リスクを背負ってでも小児在宅ケアを支えるのが高島市民病院の使命であることを看護部から提案し、そして病院関係者と話し合いを重ね小児レスパイト入院についての受入れ整備を行なったということでした。平成29年11月より高島市民病院では受入れを開始し、レスパイト入院を利用された家族からは、市内に入院の体制が整ったことを喜んでもらった ということでした。

 参加者からは、「市民病院の小児レスパイト入院の現状を知ることができてよかった」「各職種の医療的ケアを必要とする児への支援の取り組み状況が分かりよかった」と言う声がでていました。また地域包括ケアは、子どもから高齢者のすべての人の安心と暮らしを支えていくものであるから、今回のように子どものことも今後 話し合う場を設けてほしいと言う意見が多く出ていました。

※小児レスパイト入院とは、常時医療的管理が必要な患児が在宅で療養されており、介護者の事情により在宅での介護が一時的に困難になった場合に、患児が短期入院する仕組みのこと

  

 

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