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第77回高島市医療連携ネットワーク運営協議会を開催しました

2018年2月21日 / 報告

日 時  平成30年1月10日(水)15:00~16:00

場 所  今津老人福祉センター

参加者  20名

内 容  話題提供  「高島市歯科医師会」

            提  供  者         高島市歯科医師会会長   野上昌義先生

 今回は、高島市歯科医師会より「オーラルフレイル」についてお話を伺いました。

 フレイルという言葉を最近よく耳にしますがフレイルは、『人の老化の過程における、「健康」と要介護状態の中間であり、健康障害につながる心身の脆弱な状態であると同時に、ストレスに対する予備力に起因した状態である』と定義づけられています。実際にフレイルを評価することは、比較的早期にみられる口腔機能の低下の発見につながり、歯科の介入により回復可能な余地を大いに残す領域と考えられています。

 また口腔機能の低下のわずかな変化には、食事時間の延長・ちょっとした食べこぼし・ムセ込むなどありますが、対策として口腔体操の実施・友人や家族との会話や食事を楽しむ・歯の不具合の治療(美味しいものを食べたい意欲)があげられます。しかし対策をとらず悪化をたどると、活力低下・筋力低下・身体機能低下・活動の低下・消費エネルギーの減少によりサルコペニア(筋肉減少症)につながり、食欲低下、栄養不良を促進し、負のスパイラル(連鎖的な悪循環)を生み出します。老化のサインとして注目されているオーラルフレイルの症状に早く気づくことが、負のスパイラルを断ち切ることになります。そのために、歯の健康診断を受けることや口腔体操をして、予防や改善に努めることが大切であると話されました。

 意見交換では、「口腔ケアをすれば食べることができる人がいるが、どんなアドバイスをしたらいいか困っている」「入歯が高額であると思っている人がいる」「高齢者の一斉検診ができないか」「困ったことの相談窓口はないか」等、困っていることが次々と挙げられ野上先生からは健口体操の紹介をしていただきました。

    

 

 

 

 

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