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「医師と介護支援専門員の懇談会」を開催しました
日 時 令和5年8月25日(金) 14:50~16:00
場 所 高島市民病院 健診棟 3階大会議室
内 容 「医師と介護支援専門員との良好な関係づくりのために」
1.コミュニケーションの促進、2.専門知識の共有、3.共通の目標の確立
を意識して、お互いの専門性を尊重し、患者・利用者の最良のケアが提供できる
ような連携を目指してグループワークを行いました。
参加者 医師18名(病院、診療所)
介護支援専門員28名(居宅介護支援事業所、小規模多機能事業所、
グループホーム、地域包括支援センター等)
多くの方にご参加をいただき、活発な意見交換ができました。一部ご紹介します。
<グループワークでの意見>
・同じ人を医療の場から見ている人、生活の場から見ている人というふうに同等の立場として関わって
ほしい。
・医師は患者さんの医療のことはわかっても生活はわからない。そこをきちんと情報としてケアマネに
提示して欲しい。
・普段の生活と様子が少しでも違うことがあったら、時間を置かずに医師と相談してほしい。
・やり取りの方法としては、対面が一番よい。直接会って話をするとお互いに意見交換ができ、時間も
短縮できる。
・同行した理由が何であるのか、ケアプランの見直しなのか、こういう場合にどうなのかとか、目的を
受付等ではっきりと伝えて通院や付き添いのお願いをしてほしい
・連携については、病院では連携室を窓口に、個人医院では看護師を窓口にするとよい。
・医師とケアマネの関係、聞きたい時に聞けるような関係がベスト。
<アンケ―トから>
・通院同行し、ケアマネとして生活状況等を伝えることで、医師とも直接会うことができ、連携を強化
できると感じた。
・利用者の生活面、その課題を情報共有していきたい。
・医療的な視点でもアドバイスを求めたり相談したりという事を怠っていたように思いました。明確に
相談できるようにきちんと聞きたいことを明らかにして、医療連携を積極的に図っていきたいと思い
ました。
必要な書類の見直しや地域の生活課題、制度面等に至るまで、様々な課題も浮き上がりました。
共通目標は、その人が「何が幸せなのか」ということであり、その実現に向かってお互いの専門性を
発揮し、協力、連携していきたいと思います。