新着情報
市民公開講座
「高島で(がん)になったら・・・」を開催しました
日 時 平成29年11月19日(日)13:00~16:00
場 所 安曇川ふれあいセンター「ふじのきホール」
参加者 122名
内 容 「高島で癌(がん)になったら・・・・・」
<第1部> 特別講演
テーマ 「癌(がん)の最期はホスピスですか?」
演 者 : 草津総合病院 緩和ケア内科 部長 堀 泰祐さん
座 長 : 医療法人かおり会本多医院 理事長 本多 朋仁
<第2部> パネルディスカッション
テーマ 「高島で癌(がん)になったら・・・まかせてください」
座 長 : 医療法人マキノ病院 理事長 森田 豊
コメンテーター : 草津総合病院 緩和ケア内科 部長 堀 泰祐さん
パネリスト : 高島市民病院 外科科長 武田 佳久さん
高島市民病院 緩和ケア認定看護師 天野 明美さん
医療法人マキノ病院 副院長 藤田 益嗣さん
高島市医師会 副会長 前田 昌彦さん
訪問看護ステーション連絡協議会 武内 美英子さん
湖西介護支援専門員連絡協議会 会長 熊谷 智香子さん
今回、ふじのきホールで市民公開講座を開催しましたところ多くの方にご参加いただきありがとうございました。
特別講演では、「癌(がん)の最期はホスピスですか?」という演題で、草津総合病院 堀泰祐先生が自らの癌の体験、ホスピスに対する考え、現在のホスピス緩和ケアについてお話しされました。「病状や家族の事情もあるが、どこで・どう過ごすかの選択が必要である。」と話され、「最後の看取りは家族である」「家にまさる場所はない」と家族の大切さや看取りの場所への自分の思いを会場の皆さんに投げかけられました。また、パネルディスカッションでは、6人のパネリストが「高島で癌(がん)になったら・・・・まかせてください」をテーマにそれぞれの立場から発表されました。発表後は、パネリストの意見交換が行なわれました。
市外医療機関から参加された成人病センターの花木先生から「今回の公開講座は地域で密着されたもの」と評価いただき、また大津赤十字病院の三宅先生から「在宅医療 緩和ケアが発展してきている。ますます進めていってほしい」と今後の期待をいただきました。
最後にコメンテーターの堀先生から「それぞれが大切な働きをしている。湖西は在宅のバックアップができている」と評価いただきました。また、がん患者サロン「ほっと湖西」よりサロン活動の紹介をしていただきました。がん患者サロンは県内9ヶ所で開催されており、どこででも参加できます とのことでした。
今回の、特別講演、パネルディスカッションを通して、自分や家族が「癌(がん)」になったらどうすべきか を考えるきっかけになったのではないでしょうか。