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平成29年度 第1回在宅医療多職種連携セミナー/第74回高島市医療連携ネットワーク運営協議会を開催しました
日 時 平成29年10月11日(水) 15:00~16:30
場 所 安曇川公民館(ふじのきホール)
参加者 68名
内 容 テーマ 「高島市の地域包括ケアを考える」
〇 講義 『地域包括ケア時代の医療・介護に求められるもの』
講師:滋賀県医療福祉推進アドバイザー 櫃本 真聿(ひつもと しんいち)氏
〇 グループワーク
「高島市の地域包括ケアに向け、自分達ができる事は何かを話そう!!」
櫃本先生は、講義の始めから多職種がこのように集まる場はそれぞれのエネルギーを引き出す場であり、また、「高齢者が地域とのつながりの中でいつまでも達者で暮らし続けることのできる高島」というスローガンのように、元気高齢者をつくることを目指している高島市は大変素晴らしいことと褒めていただきました。
この目的を達成する為には、目の前にある課題解決に力を注いだとしてもまた問題が出てくるといった問題解決型ではなく、「みんなでこんな市を目指そう!!」「どうして行こう!!」と話し合っていく目的達成型で進めていくことが大切である。その目的達成型の仕事の仕方、考え方などについて多方面から講義をしていただきました。その中で、人は、一番幸せを感じる時に「ありがとう」という言葉が出るとのことです。私たちが「ありがとう」といえる、そして言ってもらえる市になるようにしたいものです。
先生のお話の後に行なったグループワークでは、自分たちの日頃の思いを語り、それぞれの立場を共有できる場となりました。
最後に先生からは、何をするかではなく、何を目指すのかであり、目的を見失わないこと、多職種が同じ目的を共有し、力を合わせて同じベクトルに乗っているかを確認していくことである。そして、あなたの為ではなく、地域のために私たちは動いていることを説明していくことが大切であると・・。高島市は、しっかりとした目標があり、そのイメージを多職種が共有していこうとしている素地がある市であると高い評価を頂きました。