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第152回高島市医療連携ネットワーク運営協議会を開催しました
日 時 令和7年5月1日(木) 午後2時~3時15分
場 所 安曇川公民館 ふじのきホール
内 容 話題提供と意見交換
話題提供 「介護予防の取り組み」
話題提供者 高島市 健康福祉部 高齢者支援課(地域包括支援センター)
保健師 前川 華澄氏
今回は「介護予防の散り組み」について、高島市高齢者支援課(地域包括支援センター)から話題提供していただきました。
高島市は人口が減少してきていますが、今後しばらく高齢化率は上昇していきます。
「元気な高齢者を増やすこと」「地域での高齢者の活動拠点と住民主体の取り組みを実践できる人材育成」を目指して、さまざまな介護予防事業がすすめられています。
フレイル予防 「運動機能向上教室」・・下肢筋力の低下防止や膝痛、腰痛の改善等
「生活機能向上教室」・・日常生活を措定した動作訓練や創作活動等
「通所型サービスC」・・短期集中的な運動機能向上のための訓練
地域で・・「介護予防出前講座」「オンライン体操教室」「あしたの体操」「介護予防体操」
「地域リハビリテーション支援事業」
個人で・・「介護予防の動画作成」YouTube等で公開
いろいろなシーンに合わせて、個人や地域で取り組めるプログラムがたくさん揃っています。
参加されている高齢者からは「区の行事として定着した」「運動だけでなく、人と関わり話すことも必要として、継続することを軸にしています」といった声が届いているということでした。
市側も話を聞くことで、”市全体の高齢者が元気になるヒントを得られた”ということです。
元気な高齢者が増えるメリット
・QOLの維持向上、自分らしい生活を続けることができる
・サービス利用にかかる経済的な負担の軽減
・地域で活動する方が増えることで、地域の活性化
・介護認定やサービス提供にかかる費用の軽減
医療や介護分野との連携により、早期に情報を把握して予防に努めたり、何故防げなかったのか等を検証したり、ニーズの把握に努め、地域課題を見据えた活動につなげていきたいということでした。
意見交換では、「病院等の現場でも、地域の取り組みを知っておくことが必要」「予防には歯も大事」「男性は参加しにくい。趣味を活かした集まりがあるとよい」等の声がありました。
できる限り自立した生活が続けられるよう、予防の視点を大切に、今後も医療と介護の連携で健康寿命を延ばす取り組みをすすめていきましょう。
◆次回の予定 第153回 高島市医療連携ネットワーク運営協議会
日時:令和7年6月5日(木)14:00~15:15
会場:安曇川公民館 ふじのきホール
内容:話題提供 「高島市管内の交通安全活動等について」(仮)
話題提供者 滋賀県 高島警察署 交通課