新着情報
第133回高島市医療連携ネットワーク運営協議会を開催しました
日 時 令和5年9月7日(木) 午後2時~3時15分
場 所 安曇川公民館 ふじのきホール
内 容 話題提供 「在宅でのターミナル期の連携と看護の実際」
話題提供者 滋賀県訪問看護ステーション連絡協議会第7地区支部
ナースステーションひより
看護師 土井 伸輔氏
今回は、ナースステーションひよりから、「在宅でのターミナル期の連携と看護の実際」について話題提供していただきました。
「家に帰りたい」というご本人の思いと、ご家族の「もう一度、家に連れて帰ってあげたい」という思いを叶えるために、関わるすべての人が連携し相談しながら支援をされた事例でした。
在宅でターミナルをむかえることは、ご本人はもちろん、ご家族、そして支援する側にも覚悟が必要で、主治医との連携を軸に気持ちを受け止めながら、きめ細やかな支援が求められます。ご本人、ご家族の不安はもちろんのこと、刻々と変わっていく状態に、何度も説明や相談が必要となる中で、揺れ動く気持ちを支えながら、それぞれが専門職としての役割を果たすことができました。その大きな要因は、何よりも関わるすべての職種が“連携”という大きな輪の中で安心して支援ができたことです。
グループワークでは、最期まで在宅で過ごすことができたポイントやご家族だからこそできること、家族の大きな力があること、グリーフケアの大切さ等が話し合われました。絶えず、その人の支援がどうであったのかを振り返り、考えていくことが大切であること、そして次のケアを考えていくことが大事で、それがより良いケアにつながっていきます。今回は、介護職や医大生の参加もあり、広がっていくことを嬉しく感じました。
今後もご本人、ご家族の思いを叶えることができるよう、医療や看護、介護、様々な職種が連携して支援していきましょう。
◆次回の予定 第134回高島市医療連携ネットワーク運営協議会
日 時 令和5年10月5(木) 午後2時~3時15分
場 所 安曇川公民館 ふじのきホール
内 容 話題提供および意見交換
「生活支援コーディネーターの役割」
社会福祉法人高島市社会福祉協議会
地域支援課 係長 ・ 生活支援コーディネーター
熊谷 智香子氏