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第110回高島市医療連携ネットワーク運営協議会を開催しました

2020年12月15日 / 報告

   日 時  令和2年12月9日(水) 午後2時~3時

   場 所  新旭公民館 2階 多目的ホール

   参加者  31名

   内 容  話題提供 「高齢者保護」について

   提供者  滋賀県高島警察署 生活安全課長  西山 幸司 氏

 今月は、高島警察署の方をお招きし、警察が関わる高齢者の保護の現状についてお話を聞きました。

 高島警察署管内の保護件数は正確には公表できないとしながらも今年だけで100件近くの保護件数があり、そのうち、認知症関連による保護は約35%を占めているとのことでした。通報内容は、深夜に玄関ドアをたたく、道路の真ん中をふらふら歩く、など不審者情報として寄せられることも多いといいます。

 認知症高齢者の保護においては、「保護した人の特定が難しい」ことや夜間に保護される場合が多いことから、「交通事故の危険性が高い」「警察や関係機関なども人出薄となり捜索が困難」などの問題があるということです。

 高島市においては、高島警察署や市内の協力事業所などとの間で「認知症の方の一人歩き(徘徊)に対する協力体制」ができています。高齢者の方の捜索願が警察に提出されると、警察は地域包括支援センターと連携し、ご家族の了解を得て高島市の防災無線で情報提供を呼びかけるとともに、協力事業所などにも情報提供を呼びかけるシステムになっています。「一人歩き」の心配がある方の「事前登録」をしておくことで、より早期の保護や身元の確認につながるとのことです。

 これらのシステムにより、警察としてもかなり正確な情報提供を受けることができ、保護に大変役立っているとのお話でした。とにかく「いない」と気づいたら、探すと同時に担当ケアマネジャーや地域包括支援センターなどに相談することが大切であること、併せて、「一人歩き」の恐れのある方には、普段からご本人の衣類や持ち物に「氏名」や「連絡先」を記載していただくだけでも助かる、など具体的にお話してくださいました。

 加えて、高島市からは「GPS」の装着に対する初期費用の補助制度があることも紹介されました。

 話題提供の後は、捜索願のタイミングについての質問や、対応される警察官へのお願いなど意見交換が行われました。

  

◆次回の予定

  第111回高島市医療連携ネットワーク運営協議会

    日時 令和3年1月13日(水)午後2時~3時

    場所 安曇川公民館 ふじのきホール

    内容 話題提供 高島市内介護施設より

     ※ 新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、中止する場合があります。

     ※ 参加いただく場合には、飛沫防止のためマスクの着用にご協力ください。

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