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第167回高島市医療連携ネットワーク運営協議会を開催しました
日 時 令和8年10月1日(木) 午後2時~3時15分
場 所 安曇川公民館 ふじのきホール
内 容 話題提供と意見交換
話題提供 「高次脳機能障害支援について」
話題提供者 高島市障がい者相談支援センター コンパス
センター長 杉島 隆氏、山下 晏叶子氏
滋賀県高次脳機能障害者支援センター
滋賀県むれやま荘
所長 北川 弘氏、田邉 陽子氏、吉田 久美子氏
今回は、「高次脳機能障害支援について」高島市障がい者相談支援センター コンパスと滋賀県高次脳機能障害者支援センター、滋賀県立むれやま荘より話題提供していただきました。
はじめに、滋賀県高次脳機能障害者支援センターからお話いただきました。
令和8年に「高次脳機能障害者支援法」が施行されました。この障害の理解をすすめ、自立や社会参加等、生活全般にわたる支援を切れ目なく受けられるようにするのが目的です。
センターでは、相談支援や専門チームの派遣、地域支援ネットワークづくり、人材育成等に尽力されています。相談は、障害の特性への対応や就労、本人心理サポート、リハビリ等が多くなっています。退院後に長期的な観点で安定して働いたり、社会生活を営めるよう、本人と相談し了解を得ながらアセスメントし、さまざまな職種や機関と連携して必要な支援を行っています。
次に、滋賀県立むれやま荘からお話いただきました。むれやま荘は、県内唯一の社会的リハビリテーションを提供している施設です。利用者の66%が脳血管疾患で、次いで15%が交通事故等による頭部外傷で、突然生活が一変してしまったということになります。また82%の方が高次脳機能障害を抱えておられ、そのうち38%の方に失語症があります。
むれやま荘では、ICFやリハビリテーションの理念、エンパワーメント、ライフステージにあわせて継続的に寄り添い支援し、より豊かな社会参加の5つの理念に大切に支援をされています。
標準利用期間は、自立訓練や就労移行支援で平均18ヶ月で、施設内でのリハビリから地域社会での活動へとシフトしていきます。社会や生活、職業等のさまざまなリハビリテーション職種や相談、指導等に関わる職種等がチームで関わっています。さまざまな工夫や取り組み、ケアで、その人らしい豊かな人生を取り戻すための総合的な支援をされていること、大切な視点を学びました。
続いて、コンパスより50歳代で脳血管疾患を発症され介護保険サービスを利用されたが合わなくて、むれやま荘を利用されるようになった事例を紹介していただきました。障害の特性を理解し、本人、家族に寄り添いながら、その人らしさを伸ばせる専門的な機関やアドバイスを受けて、連携して支えていく大切さを学びました。
意見交換は短時間となりましたが、講師の方々にも入っていただき、どのように相談をつなげていくか、連携していくか等を話し合いました。参加者も担当しているケースがあったり、困っていることもたくさんあり話は尽きないようでした。高次脳機能障害は「見えない障害」と言われるように、症状もわかりにくく、支援も難しいと感じてしまうことがあります。この高次脳機能障害を専門的にケアし、リハビリをして社会復帰を支援したり、各地域の専門職や機関等と連携を図って、相談や支援をする活動等を学ばせていただいたことで、参加者の悩みは小さくなっていったようでした。
県の専門機関を利用するのは、高島市からは遠いという欠点がありますが、相談や支援はいつでも受けられます。関係機関が連携してネットワークを築いていくことは、何よりの解決策につながります。今後も連携して、自分の望む人生を送れるまちを目指していきたいと思います。


◆次回の予定 第168回 高島市医療連携ネットワーク運営協議会
日時:令和8年 11月5日(木)14:00~15:15
会場:安曇川公民館 ふじのきホール
内容:話題提供と意見交換
話題提供 「藤美寮における口腔ケア実施例と課題について」
話題提供者 高島市歯科医師会
林歯科医院
院長 撰 能理子先生













